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【自作動画:YouTubeに投稿した自作動画 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2012年10月19日】


 北海道の「目国内岳(めくんないだけ)」に登ってきました。この山は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」の中にあり、「ニセコアンヌプリ」から「前雷電山」までの「ニセコ連峰」を構成する火山群の内の西山系に属しています。頂上に崩壊した溶岩ドームの残骸岩塊が積み重なっている、活動停止した古い火山です。蘭越町と岩内町にまたがっています。今回は道道268号線の新見峠(にいみとうげ)から歩く「新見峠コース」を登りました。新見峠には15台ほどのスペースがある無料駐車場があり、赤い三角屋根の小さなトイレもあります。そこに車を駐車してから道道を30mほど南へ歩くと、登山コースの入り口があります。登山ポストはそこにあります。




 「目国内岳」は標高が1,220mと低い山で、初心者でも気軽に登れる山です。ただし、頂上の山名標柱がある所に登るには両手を使って岩塊をよじ登る必要があります。コースの中間地点にある「前目国内岳」からは、北方向の日本海沿いに直線で15.2kmほどの距離で北海道電力の泊発電所(いわゆる泊原発)を俯瞰することが出来ました。眺めながらエネルギー安全保障と原発事故について思いを巡らせていると突然サイレンがなり、「なっ、放射能漏れかっ!?」と緊張しましたが、ちょうどお昼ご飯の時間でした。

 この日は季節の変わり目で天気が不安定で、時々あられや雪が降りました。頂上へ近づくにつれ、前日から積もった初雪が深くなり、山名標柱がある所に登るのも滑って一苦労でした。残念ながら羊蹄山は雲で殆ど見えない状況でした。一緒に登ったT氏は頂上直下で私の撮影を長く待ったために体が冷え、一時震えが止まらない危険な状態になり、U嬢が保温フィルムで介護していました。ご存知の通りこの地域には山ごとに多くの温泉があり、今にして思えば着替えが無いとあきらめずに、とりあえず入浴して帰ればよかったです。



【自作写真:Panoramioに投稿した自作写真 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2012年10月19日】
(写真の右端をクリックすると、次の写真を見られます。中央をクリックすると大きなスライド写真で見られます。)



リンク:

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-19924-data.html
「山行記録」
 (ヤマレコに投稿した自作山行記録です。)

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/niseko.htm
北海道 「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/grp/01/03_kt_niseko.pdf
北海道 「ニセコ積丹小樽海岸国定公園 周辺マップ」
(PDFファイル776KBです。)

http://www.hepco.co.jp/ato_env_ene/atomic/atomic.html
北海道電力 「泊発電所」

http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/koho/koho_net/gss-blog/index.html
北海道森林管理局 「森林保護最前線!グリーン・サポート・スタッフBLOG」
 (森林保護員が発信する活動日誌です。)

http://www2.shogo.com/yoshikatsu/sangakunyusu/sangakunyu-su.htm
「北海道の山岳ニュース」
 (個人サイトです。北海道内の山岳関連のニュースをまとめておられます。)

http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/chiiki/sangaku/sangaku-top.html
北海道警察 「安全登山情報」
 (道内の山岳遭難発生状況の統計などがあります。)




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テーマ : 山登り    ジャンル : 趣味・実用
 2012_10_19




【自作動画:YouTubeに投稿した自作動画 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2011年11月2日】


 北海道の「積丹岳」に登ってきました。国道229号線より「積丹岳登山口」の看板に従い林道へ入り、2合目半地点にある「積丹岳休憩所」に駐車して「婦美(ふみ)コース」を登りました。「積丹岳」は積丹町にある標高1,255.2mの山です。英語表記は「Mt. Shakotan」です。紅葉もすっかり終わった晩秋で、日陰には少し雪が積もっている所がありました。頂上からは積丹半島の最高峰、標高1,298mの「余別岳」を向かい側に仰ぎ、日本海や遠くに「羊蹄山」を望めました。


【3D地図で表示:FirefoxブラウザでないとGoogleEarthプラグインがうまくインストールできないようです。】



 「積丹岳休憩所」には、入山届、水場、トイレ、灯油ストーブ、24畳の畳部屋などがあり、よく管理された高床式の建物です。ここは予約なしで無料で利用できる事実上の山小屋です。積丹観光協会によると、期間は5月~10月となっています。(問合せ先:積丹観光協会 0135-44-2111)

 コースはピリカ台の辺りまでは、藪などで殆ど景色が見えません。その間に写真を撮っても殆ど同じ風景です。また、登り始めから頂上まで殆ど同じ斜度で登る感じになり、危険な箇所は特に有りません。ただ、この山は冬山としても有名で、2007年3月には、中腹に乗り入れていたスノーモービルが雪崩に巻き込まれて4人が死亡しています(参考URL:1)。また、2009年2月には、スノーボーダーが遭難死しています(参考URL:2)(参考URL:3)。林道入り口には、「万が一の捜索の際の費用は、一部自己負担となることがあります」と書かれていました。現在はスノーモービルの乗り入れは禁止となっています。

 積丹半島の海食崖景観は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に属しています。これは、積丹半島の海食崖景観及びニセコ連峰の山岳景観を主要景観として、昭和38年7月24日に指定されものです。ニセコ連峰が含まれているなら、当然に積丹半島の「余別岳」や「積丹岳」も含まれていそうですが、なぜか蚊帳の外になっています。

 ところで頂上の地蔵が壊されていました。それを設置した人の思い、願い、祈りを思うと悲しいものがあります。ただ、北海道の山の良さは自然がそのままに残っている点に有り、それを楽しみに登ってくる人も多いです。そういった人や自然環境を思いやり、このような物は登山口に立てるなどの配慮があっても良かったのではないかとも思います。やっと頂上に着いて視界が開ける時に、その中央に「交通安全」の地蔵が陣取っているのでは、わざわざ人工物を見に来たのではないぞと反発する人もいることでしょう。



【自作写真:Panoramioに投稿した自作写真 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2011年11月2日】
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「山行記録」
 (ヤマレコに投稿した自作山行記録です。)

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北海道森林管理局 「森林保護最前線!グリーン・サポート・スタッフBLOG」
 (森林保護員が発信する活動日誌です。)

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テーマ : 山登り    ジャンル : 趣味・実用
 2011_11_02




【自作写真:Panoramioに投稿した自作写真 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2011年11月2日】
(写真の右端をクリックすると、次の写真を見られます。中央をクリックすると大きなスライド写真で見られます。)


 積丹岳に登った帰りに、積丹半島の海食崖景観を見てきました。ここは「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に属しており、積丹半島の海食崖景観及びニセコ連峰の山岳景観を主要景観として、昭和38年7月24日に指定されものです。

 ここを通る国道229号線の、古平町と余市町の海沿いを結ぶ「豊浜トンネル」で、1996年2月10日午前8時10分頃に重さ27,000tの巨大な岩盤が崩落し、トンネル内を走行中だった乗客18名運転手1名の乗った積丹町余別発小樽駅前行き北海道中央バスと、後続の1名乗車の乗用車を直撃しました。あの「豊浜トンネル岩盤崩落事故」です。凍てつく寒さの中、救出のための岩盤を取り除く数度にわたる発破作業がテレビで生中継され、作業員の小ささと、その岩の巨大さとが強烈に脳裏に焼きついています。岩盤除去後にトンネル内の瓦礫が取り除かれましたが、乗用車は原形をとどめておらず、また、バスは3mあった高さが1mにまで押し潰された有様で、被災者は全員が激しく圧壊損傷した遺体で発見される結果となりました。

 実は事故直前に、忘れ物に気づいた人がバスを止めさせて途中下車をしていたそうです。その僅かの時間があれば、バスは現場を無事に通過していたと言われています。運命の皮肉というものを強く感じざるを得ません。

 上の写真の豊浜トンネル崩落事故慰霊碑は、事故現場から西へ1kmほど離れた「セタカムイ岩」の西側にあります。この慰霊碑は遺族会が建立したものです。駐車場の南にも、もう一つ幾何学的な慰霊碑モニュメントが有ります。確認し忘れましたが、当局が建立したものかもしれません。実際の事故現場は慰霊碑のある場所ではなく、「チャラツナイ岬」の岩盤の中を通っていた、当時の「豊浜トンネル」の西側出口付近でした。現在のルートは、事故当時の「豊浜トンネル」の途中から分岐して崩落現場を避ける形で山側へ掘り進み、古平町側の旧「セタカムイトンネル」の途中へ連結したものです。全長2,228mの新たな「豊浜トンネル」として開通しています。

 問題の事故現場はちょうど「セタカムイ岩」と「チャラツナイ岬」で挟まれた入り江状になっています。そして、迂回されて通れなくなった旧豊浜トンネルと旧セタカムイトンネルの残存部分は、閉鎖封印されてしまいました。古い隧道なども同様ですから、現在は事故現場へ行く道はすべて閉ざされていて、海から行く以外に方法が有りません。体力、探求力、自己責任力のある廃道探検家の聖域になっているようです。


 【大きな地図で表示】(古平町と余市町の海沿いを結ぶ「豊浜トンネル」)


 ところで、同じ国道229号線で、道南の乙部町と八雲町の間の海沿いにも同名の「豊浜トンネル」があります。そのトンネルが作られることになったのには経緯が有ります。もともと海沿いに8つの豊浜隧道がありましたが、1962年10月17日午前10時45分頃に豊浜3号隧道と豊浜4号隧道の間の明かり区間において、土砂量350万立方メートルにもおよぶ巨大な山津波が発生しました。たまたまそこを通行していた路線バスと警戒に当たっていた開発建設部の職員を飲み込んで、海になだれ込みました。この事故により死者11名、行方不明者3名を出す大惨事となりました。この災害は「豊浜山津波」と呼ばれています。事故を受けてルート変更が検討され、昭和48年、事故現場を含む危険箇所を大きく山側へ迂回する全長1,270mの「豊浜トンネル」が開通し、8つの隧道は廃道となりました。そして行方不明の3人は、バスと共にどこかに埋まったままだそうです。 合掌。


 【大きな地図で表示】(乙部町と八雲町の間の海沿いの「豊浜トンネル」)



リンク:

http://morigen.net/blog/?p=2031
「悲劇のトンネルへ」
(個人サイトです。古平町と余市町の海沿いを結ぶ崩落事故の豊浜トンネルの廃道を探求しておられます。)

http://www.jiti.co.jp/graph/toku/toyohama/toyohama.htm
「豊浜トンネル崩落」(建設グラフ)

http://d-road.sytes.net/r.php/road/r229_otobetoyohama/1
「豊浜山津波と隧道群」
 (個人サイトです。乙部町と八雲町の海沿いを結ぶ当時の豊浜隋道の廃道を探求しておられます。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E6%B5%9C%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
ウィキペディア 「豊浜トンネル」



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 2011_11_02



【自作動画:YouTubeに投稿した自作動画 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2011年8月23日】


 北海道の増毛山地の主峰、「暑寒別岳」に登ってきました。箸別避難小屋の駐車場に車を駐車して「箸別コース」を歩き、標高1,491.6mの頂上に至りました。登山口には「登山ポスト」と「入林ポスト」の二つが並んでいて、山菜取り目的の方などが後者に届け出ます。この山は、7月に登った「南暑寒岳」とは隣同士です。今回は残念なことに、山頂に到達するころには小雨になってしまいました。「雨竜沼湿原」「南暑寒岳」「奥徳富岳(おくとっぷだけ)」「群別岳(くんべつだけ)」は見えているものの、七合目あたりで何とか見えていた「大雪山系~十勝連峰~夕張山系」も、山頂では見えなくなってしまい残念でした。ちなみに前回登った「南暑寒岳」は意外と特徴のない丘のような低い山で、知らなければ見落としそうな存在でした。また、東西4km、南北2kmにわたって広がる「雨竜沼湿原」も、ネコの額ほどの広さにしか感じられませんでした。


【3D地図で表示:FirefoxブラウザでないとGoogleEarthプラグインがうまくインストールできないようです。】



 以前に「南暑寒岳」に登った時にも書きましたが、この地帯は「暑寒別天売焼尻(しょかんべつてうりやぎしり)国定公園」に属しています。「暑寒別天売焼尻国定公園」には他に、雄冬から厚田にかけての海蝕崖、天売島の海鳥繁殖地、焼尻島の原生林などが属しています。なお、国定公園とは、国立公園に準じる景勝地として自然公園法に基づいて環境大臣が指定した公園です。国立公園が国の直接管理なのに対し、国定公園は都道府県が管理を行っています。

 この「暑寒別岳」で印象に残った植物は、何といっても「エゾノホソバトリカブト」です。紫がかった青い花が可憐ですが、特にその根には猛毒があり、アイヌはこれを狩猟用の毒矢に利用していたほどです。この毒は極めて強力で、熊や鹿を倒すことは言うに及ばず、鯨さえも倒せたそうです。この矢に触れて自らを傷つけた場合、直ちに短刀でその部分を切り捨て、毒を吸い出さなければ命にかかわりました。また、毒矢でしとめた獣の肉は、矢が刺さった部位を大きく切り捨て、残りの部分を十分に加熱して毒の加水分解を行ったのちに食したそうです。なお、春先の山菜取りでは、ニリンソウと間違えて同じキンポウゲ科のトリカブトを採取し、食べて死亡する事故があるので厳重な注意が必要です。

 ところでこの山もヒグマが生息している地域で、八合目あたりでも目撃されているそうです。事実今回も、七、八合目あたりのお花畑があちこち掘り返されていましたが、盗掘ではなくヒグマによるものです。また、登るときには無かった木の実交じりの大きなヒグマのフンが、下山時に七合目直下の笹薮の登山道にあり、写真を撮るか一瞬迷っている間に、足が勝手に逃げるようにその場を離れ過ぎてしまい、撮ることは出来ませんでした。とにかくここもクマ鈴必須で、音を出しながら歩くことが必要な場所です。

 余談ですが、7月に「南暑寒岳」に登った時に見えた「トトロ」模様の山「黄金山」を今回、登山口を目指して国道231号(オロロンライン)を増毛に向かって北上中に、石狩市浜益区で裏側から見ることが出来ました。「トトロ」模様は全く有りませんでしたが、プリンのような形は相変わらずで、どうしてこの山だけこのような意図的な形なのか不思議に思いました。なお、この山は「暑寒別岳」山頂からは「奥徳富岳(おくとっぷだけ)」と「群別岳(くんべつだけ)」の陰になって見えませんでした。

(「黄金山」(Panoramio投稿の自作写真)⇒)

 石狩市浜益区側から

 南暑寒岳頂上側から




【自作写真:Panoramioに投稿した自作写真 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2011年8月23日】
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リンク:

「山行記録」
(ヤマレコに投稿した自作山行記録です。)

北海道 「暑寒別天売焼尻国定公園」

北海道 「暑寒別天売焼尻国定公園 周辺マップ」
(PDFファイル844KBです。)

http://www.town.mashike.hokkaido.jp/menu/kanko/Mt.syokan/mtsyok.html
増毛町 「暑寒別岳」

 雨竜町 「観光情報」

http://www.yasei.com/ainutotorikabuto.html
北海道野生動物研究所 「アイヌとトリカブト」

北海道森林管理局 「森林保護最前線!グリーン・サポート・スタッフBLOG」
(森林保護員が発信する活動日誌です。)

「北海道の山岳ニュース」
(個人
サイトです。北海道内の山岳関連のニュースをまとめておられます。)

北海道警察 「安全登山情報」
(道内の山岳遭難発生状況の統計などがあります。)




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 2011_08_23




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私は北海道の大きくて豊かな自然に魅せられて十数年前に移住をいたしました。性格は温和で色々なことに興味を持ちます。しかしタバコの匂いは大の苦手でございます。知らない所に出かけることが大好きで、ドライブ、観光、イベントなど色々と出掛けてまいります。温泉に入った後に美味しいものをいただいたり、家でノンビリDVDもまた良いですね。爽やかさを装いたいのにしばしばドジな展開をご披露申し上げます。生き物としてはネコが可愛くてたまりません。スポーツでは山登りが大好きです。山登りは苦労がありますが、後で心身ともにスッキリする感覚が大変心地良いのです。趣味はカメラ・スタビライザー(自作)を用いて山登りなどの動画を撮影することです。

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