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【自作動画:YouTubeに投稿した自作動画 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2012年5月28日】


 北海道の「無意根山」に「薄別(うすべつ)コース」から登ってきました。この山は札幌市南区と京極町の境界に位置しており、山頂と「大蛇ヶ原(おろちがはら)湿原」は、支笏洞爺国立公園の支笏・定山渓・登別地域に組み込まれています。また、林野庁独自の植物群落保護林制度の指定を受けて、北海道森林管理局は無意根山国有林の「大蛇ヶ原湿原」を中心にした約664haを「無意根周辺植物群落保護林」として大切に管理しています。




 登山口へ行くために国道230号線の薄別から宝来沢林道に入ります。100m程進んだ所に車を駐車し、そこから5km程を歩いた所にある「宝来小屋」という小さなログ小屋で登山者名簿に記入します。以前はここまで車で来ることが出来ましたが、現在は歩いて来ることが求められています。ここが「無意根山」登山口となります。この登山口から1.5km程進むと「大蛇ヶ原湿原」があります。ここはエゾマツ林に囲まれた広さ8ha程の小規模な湿原です。初夏には一面に広がるワタスゲのほか、チングルマ、エゾカンゾウなどの開花が見られるそうです。この日はまだ残雪が覆い、見るべきのもは有りませんでした。

 更に進むと「無意根尻小屋」という山小屋がありますが、ここは戦前の昭和6年に北大の大野清七スキー部長が建設した築80年近い建物です。現在は北海道大学・山スキー部が管理を担当する建物で、とてもおいしい湧水の原始水道が飲めます。通年利用可能ですが、宿泊利用は小屋番が入る土・日に可能で予約が必要となります。(北海道大学サ-クル会館 011-706-7456 で予約し、利用予定日の3日前までに高等教育機能開発総合センター2番窓口で使用料金を支払う)。なお、休憩だけなら予約は不要です。余談ですが、「元山コース」の方には「無意根山荘」という所がありましたが、そこは2006年に取り壊されて今は存在していません(2006年9月7日解体着工・内部仕上解体、11~12日上屋解体、13~15日基礎解体、16日整地)。

 さて、「無意根尻小屋」から先は、出尾根の北壁をテラスまで登ることになります。私は「無意根山」に登るのは今回が初めてで、しかも当日は残雪で管理歩道が覆われ、ピンクテープもまばらでコースを見失いました。ロープも梯子も無い、本来のコースとは明らかに違う急な雪渓をテラス上まで這い上がることになりました。途中、3メートルほど滑落したときは死ぬかと思いました。あまり使い物にはならないだろうと思いつつ買っておいた韓国製の6本爪アイゼンが、少しは役に立ったかもしれません。テラス直下まで近づくと斜度は50度ほどになり、登るのに必死で撮影どころでは有りませんでした。

 何とか這い上がりテラスを過ぎて頂上稜線まで到達し、長いハイマツのトンネルを南へ進むと、左に古くて小さい祠(ほこら)を見かけます。これは石造りで鉄の扉は錆び、屋根にはいたずら書きがされていました。この辺りの稜線が「無意根山」の現在の山頂・最高地点(標高1464m)ですが、ハイマツで景色は見えません。ここからしばらく進むと岩場になり、三角点と「無意根山」標識のある旧山頂(標高1460.2m)になります。なお、更に踏み跡を南へ進むとケルンがありますが、そこは旧山頂ではありません。

 この日は陽射しがあったものの、なぜか目前に展望できるはずの「羊蹄山」はガスに覆われていて、輪郭さえはっきりしない残念な景色でした。下山時には又しても道を失い、プチ遭難。やっと到達したのが「大蛇ヶ原湿原」の南側で、残雪期で四方八方に踏み跡が走る初めての山に入るリスクを再認識しました。なお、今回の山行を通して印象に残ったのは、この地域のミズバショウの多さと大きさでした。この山は夏ばかりでなく、冬もスキーで人気で、雪質とスロープの雄大さが札幌近郊では最高だそうです。



【自作写真:Panoramioに投稿した自作写真 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2012年5月28日】
(写真の右端をクリックすると、次の写真を見られます。中央をクリックすると大きなスライド写真で見られます。)


■追記:

 ゼンリンの「いつもNAVI」、Yahooマップ、Googleマップ、Mapionなどに出ている「宝来小屋」の位置は間違っています。国土地理院の「ウォッちず」に出ている宝来小屋の位置が正しいので、位置情報を使う方は気をつけてください(2012.6.14現在)。



リンク:

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-19924-data.html
「山行記録」
 (ヤマレコに投稿した自作山行記録です。)

http://www.env.go.jp/park/shikotsu/index.html
 環境省 「支笏洞爺国立公園」

http://www.env.go.jp/park/shikotsu/intro/files/area_1.pdf
環境省 「支笏洞爺国立公園(支笏・定山渓・登別)区域図」
(pdfファイルです。)

http://www.env.go.jp/park/shikotsu/intro/files/area_2.pdf
環境省 「支笏洞爺国立公園(羊蹄山・洞爺湖)区域図」
(pdfファイルです。)

http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/koho/koho_net/gss-blog/index.html
北海道森林管理局 「森林保護最前線!グリーン・サポート・スタッフBLOG」
 (森林保護員が発信する活動日誌です。)

http://www2.shogo.com/yoshikatsu/sangakunyusu/sangakunyu-su.htm
「北海道の山岳ニュース」
 (個人サイトです。北海道内の山岳関連のニュースをまとめておられます。)

http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/chiiki/sangaku/sangaku-top.html
北海道警察 「安全登山情報」
 (道内の山岳遭難発生状況の統計などがあります。)




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テーマ : 山登り    ジャンル : 趣味・実用
 2012_05_28



 2012年5月22日、ロシア東シベリアのザバイカリエ地方ヒロク地区で、ナイフによる刺し傷がある日本人旅行者の遺体が発見されました。現場にはパスポート、スズキ製のオートバイ、カメラ3台、トラベラーズチェック、財布、衣類、携帯電話などが残されていました。パスポートの情報から、被害に遭ったのは東京都江戸川区のOさん(31歳)だと分かりました。捜査当局によると、地元在住の20歳と21歳の男2人が強盗殺人容疑で拘束されました。2人の容疑者は、バイク旅行中に田舎道でテントを張っていたOさんと21日に知り合いましたが、殺害して所持品を奪うことを計画しました。深夜にOさんをテント越しにナイフで30箇所以上も刺したとのことです。その後、遺体をテントごと森に向かって数十メートル引きずったものの、車が通りかかったために何も取らずに逃走したとのことです。同地方の国道では2010年にはロシア人のライダーが殺害されるなど犯罪が多発しており、ツーリストには危険な場所とされていました。





 在ハバロフスク日本総領事館は次のようにアナウンスしています。『5月22日ザバイカリエ地方ヒロク地区においてオートバイで単独旅行中の邦人男性が殺害される事件が発生しました。被害者はヒロク地区の野外においてテントで就寝中に金品目的の複数の犯人に襲撃され殺害された模様です。犯罪者にとって外国人は格好の標的です。当地は日本と比較して治安状況は決して良いとはいえず、犯罪に巻き込まれる危険性が高いことを十分認識して行動してください。特に夜間は強盗等の標的にされる可能性が高くなりますので、ホテル等のしかるべき施設に宿泊するなど自らの安全を確保することが重要です。また、郊外の森や草原には熊や虎やオオカミなどの野生動物も生息していますので、犯罪に巻き込まれるばかりでなくこれらの動物に襲われる危険性もあります。日中でも人気のない場所、死角の多い場所では注意しましょう。面識のない通行人等に声をかけられても安易に話しにのらず、ついていったりしないでください。深夜の行動、特に単独での行動はできる限り避け、どうしても外出の必要があるときはできるだけ車を利用して、目的地までドア・トゥ・ドアで移動しましょう。犯人は必ず襲う対象の様子を観察してから犯行に及びます。こちらの様子を伺っていたり、後をつけてきたりするような不審な人物がいないか、常に周囲に気を配りましょう。防犯に関するご質問ご相談等があれば、総領事館領事・警備班までご連絡下さい。(在ハバロフスク総領事館 41-30-48)』とのことです。

 Oさんは今回、日本→ロシア→モンゴル→中央アジア→ロシア→北欧→東欧→西欧→北アフリカ→西アフリカの長期旅程でのバイク旅を予定していたようです。しかし、旅が始まったばかりの時点で突然にその人生を終了し、この世を去ることになってしまいました。不運としか言いようのない出来事に心が痛みます。今回のOさんもまた、この世で生きていた証をブログという形で残されています。長期ツーリングへ向けた夢と努力が感じられますが、5/16の更新が最期になってしまいました。心よりご冥福をお祈りいたします。



リンク:

http://hunter-koichi-world.doorblog.jp/
Oさんのブログ

http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
外務省 海外安全ホームページ



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 2012_05_22




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私は大きくて豊かな自然に憧れまして十数年前に北海道に移住致しました。好きなスポーツは山登りでございます。体内から悪いものが出て心身ともにスッキリする感じが大変心地良いのでございます。 趣味である写真はカメラ・スタビライザー(自作)を用いて撮影しました北海道の山登りの動画がメインでございます。私はこの北海道の豊かな自然がいつまでも大切に守られて行くことを強く願っております。

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