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【自作動画:YouTubeに投稿した自作動画 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2011年7月6日】


 北海道の増毛山地にある「南暑寒岳」(みなみしょかんだけ)に登ってきました。「南暑寒荘」がある「雨竜沼湿原ゲートパーク」の駐車場に車を駐車して、ペンケペタン川に沿って遡り、「白竜の滝」を過ぎてから「雨竜沼湿原」を通って、標高1,296.4mの「南暑寒岳」山頂へ至りました。山頂からは、遠くに湿原や留萌の町が俯瞰でき、緑と雪渓のコントラストが美しい標高1、492mの「暑寒別岳」を目前に望むことが出来ました。登山届けはゲートパーク管理塔に出しますが、その時に環境美化整備協力金500円も納めました。これは当然に徴収される雰囲気はあるものの、強制ではありません。しかし、殆どの方は協力なさっているようでした。「雨竜沼湿原」は、標高約850mの台地に東西4km、南北2kmにわたって広がり、暑寒別岳連峰と共に「暑寒別天売焼尻(しょかんべつてうりやぎしり)国定公園」に属しています。「暑寒別天売焼尻国定公園」には他に、雄冬から厚田にかけての海蝕崖、天売島の海鳥繁殖地、焼尻島の原生林などが属しています。なお、国定公園とは、国立公園に準じる景勝地として自然公園法に基づいて環境大臣が指定した公園です。国立公園が国の直接管理なのに対し、国定公園は都道府県が管理を行っています。


【3D地図で表示:FirefoxブラウザでないとGoogleEarthプラグインがうまくインストールできないようです。】



 「雨竜沼湿原」については更に、環境庁の「特別保護地区」、北海道の「鳥獣保護区及び特別保護区」と「天然記念物」と「保健保安林」、農林水産省の「水源かん養保安林」、ラムサール条約の「国際保護湿原」としても指定・登録されおり、厳しく管理をされています。湿原内には一方通行で周遊できる木道(約4km)があり、これを外れて湿原内に立ち入ることは厳禁とされています。また、湿原の入り口にある小川には立て札があり、靴に付着している可能性がある外部の雑草の種などを洗い落とすことが求められています。湿原には大小100以上の池塘(ちとう)と呼ばれる沼が点在し、夏は数多くの高山植物が咲き広がります。6月はミズバショウ・ショジョウバカマ・エゾノリュウキンカ・チングルマ、7月はエゾカンゾウ・ヒオウギアヤメ・ハクサンチドリ・ワタスゲ、8月はタチギボウシ・オゼコウホネ・エゾノヒツジグサ・ミヤマアキノキリンソウ、9月はエゾオヤマリンドウなどです。ちなみに、第一、第二吊橋の金属製踏み板は、10月中旬から翌年6月中旬までは撤去されて湿原に立ち入ることは出来ません。

 さて、「雨竜沼湿原ゲートパーク」にはいくつかの施設があります。「南暑寒荘」は定員70名(4室×15~20)で、一人一泊1000円です。予約は不可で、寝具や食事は持参です。キャンプ場は約60張りで、一泊一張り9人までが700円です。予約は不可で、テント持参です。水洗トイレ、炊事場が完備されています。管理棟にはシーズン中は管理人が常勤していますが、一般加入電話はありません(参考情報)。特に危険箇所は見当たりませんでしたが、ここの登山道では毎年、ケガ人や急病人が発生することがあるそうです。足場が滑りやすく、滑落・転倒・骨折が相次いで発生しているそうです。湿原観光だけの人も、最低限ハイキング用の靴と多目の水は必要です。スカートやパンプスなど論外です。また、真夏の湿原内は日陰になるものが無いので、熱中症対策があると良いでしょう。山岳での事故は、搬送が遅れると致命傷にもなりかねません。携帯電話をお持ちの方は万一に備えて緊急時の連絡先である「滝川広域消防江竜支署」の電話番号「0125-75-3119」を登録しておくことをお勧めします。携帯電話からの通常の「119番」では、直接に札幌等の消防署に繋がってしまい、場所の特定が出来ずに搬送が遅れてしまうことになりかねないからです。なお、「雨竜沼湿原」内は窪地状で携帯電話の不感地帯になっていますので、湿原西側(南暑寒岳側)480m奥の「展望台」付近または湿原東側(湿原入口側)の視界が開けている場所に移動して連絡を取るようにとのことです。なお、ゲートパーク管理棟にはAED(自動体外式除細動器)が設置されていますので、万一の場合はご使用下さい。ここはヒグマが生息している地域です。「南暑寒岳」と「暑寒別岳」との間でも目撃されていますし、湿原内に立ち入った痕跡も見られます。必ずクマ鈴などで音を出しながら歩くようにしましょう。また、早朝、夕暮れ、濃霧など薄暗い時の縦走登山には最大限の注意が必要です。

 「南暑寒岳」は「暑寒別岳」の南にあり、ついつい『南暑寒"別"岳』と言いそうになってしまいますが、『南暑寒岳』ですので、気をつけたいです。余談ですが、「南暑寒岳」山頂から南西10kmの所に遠望できる標高739mの「黄金山」(Panoramio投稿自作写真)は、私には「となりのトトロ」のキャラクターに見えて仕方がありませんでした。また、雨竜市街から「雨竜沼湿原ゲートパーク」の駐車場までの約26kmは、暑寒ダムを超えると未舗装の林道になるのですが、どう言う訳か所々立派なアスファルト舗装の道路が突然現れ、通れそうもない林道からどのようにしてロードローラーなどを運び込んだのか不思議に思いました。更に、湿原への登山道の途中にある「渓谷第二吊橋」の重い支柱はどうやって運び込んだのかも不思議に思いました。今回は札幌への帰路、途中で三笠町の温泉「太古の湯」に立ち寄り、リフレッシュしました。場所は国道12号線沿いの「道の駅 三笠」に隣接しています。ここは料金がやや高めですが、それでも以前より安くなったそうです。施設が豪華で、ゆっくりと時間を費やしてみたい温泉でした。



【自作写真:Panoramioに投稿した自作写真 / 撮影機材:Nikon D90 / 撮影日:2011年7月6日】
(写真の右端をクリックすると、次の写真を見られます。中央をクリックすると大きなスライド写真で見られます。)



リンク:

「山行記録」
(ヤマレコに投稿した自作山行記録です。)

北海道 「暑寒別天売焼尻国定公園」

北海道 「暑寒別天売焼尻国定公園 周辺マップ」
(PDFファイル844KBです。)

 雨竜町 「観光情報」

 三笠天然温泉 太古の湯

北海道森林管理局 「森林保護最前線!グリーン・サポート・スタッフBLOG」
(森林保護員が発信する活動日誌です。)

「北海道の山岳ニュース」
(個人
サイトです。北海道内の山岳関連のニュースをまとめておられます。)

北海道警察 「安全登山情報」
(道内の山岳遭難発生状況の統計などがあります。)



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テーマ : 山登り    ジャンル : 趣味・実用
 2011_07_06


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私は豊かで大きな自然に憧れまして十数年前に北海道へ移住致しました。好きなスポーツは、体内から悪いものが排出されて心身共にスッキリする感覚が気に入ってございます山登りでございます。趣味はカメラ・スタビライザー(移動撮影時の振動を抑えるシステムで、俗にステディカムとも申します)を用いた山登りのムービー撮影でございます。私はこの北海道の豊かな自然がいつまでも大切に守られて行くことを強く願ってございます。

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